A君(15歳、男子)は、病院に併設された院内学級に通いながら骨肉腫に対する治療を続けていた。現在、肺に
転移しており
終末期にある。
呼吸困難があり、
鼻腔カニューラで酸素(2L/分)を投与中である。A君の食事の摂取量は徐々に減っているが、意識は清明である。1週間後に院内で卒業式が予定されている。A君は「卒業式は出席したい」と話している。看護師のA君への対応として最も適切なのはどれか。
1→子供の希望を否定するような言葉は適切でない。
2→本人の希望が叶えられるようサポートしていくことが最も適切である。
3→体力をつけることは、
終末期でもあり困難な状況である。
4→その日まで不安な日々を抱えながら過ごすことにもなってしまうので、言葉がけの内容としては適切ではない。