精神科病棟に
入院しているAさんの
服薬管理は、看護師が行っている。
入院中の服薬を自己管理に移行できるかを判断する際に、看護師が情報収集する項目として優先度が高いのはどれか。
1→
医療保護入院や
措置入院の場合には、本人が入院に納得がいっていない可能性があったり、
任意入院にしても、治療への理解はあっても服薬の理解が得られるとは限らないため、
入院形態で自己管理できるか判断することは難しい。
2→
入院期間が短くても長くても、薬の必要性や内服の理解を得られているか判断することは難しい。
3→退院後単身で生活する患者は、自己管理できるように練習することが必要である。同居者がいる場合は、同居者の支えで内服することは可能だが、やはり本人の理解がなければ内服を継続していくことは難しいと考える。
4→得る情報としては一番収集すべき情報である。副作用により生活に影響が出れば、その時点で拒薬につながるため、薬物や副作用についての知識を患者と共有することが大切である。