1→
ネームバンドは患者の取り違えがないように患者確認を目的としているため、
SpO2測定には直接関係しないので外す必要はない。
2→
パルスオキシメータは爪に光を当てて吸光度を測定することにより、酸化
ヘモグロビンの割合を算出する機器である。
マニキュアを施している場合は、光の吸収が阻害されて正確な数値が測定できなくなってしまうので、除去が必要である。
3→
パルスオキシメータはパルス(
脈拍)を感知する機能を持つ機器のため、拍動が感知できなければ正確な測定は行えない。
末梢の循環不全や拍動不全の際には正確な測定が出来なくなる。
4→測定部位を変えなくても測定を続けることは可能だが、長時間の固定、圧迫による皮膚障害や血流障害が起こる可能性があるため、装着部位は適宜変更することが望ましい。