鎖肛(さこう)

鎖肛とは、正常な肛門がなく、直腸から肛門にかけて未発達のまま生まれてきてしまった状態

傾向と対策

どのような①疾患なのか、②位置による対応はどうなっているのか、③手術までの経過を知っておこう

よくわかる解説

先端的な疾患で、新生児の外科手術で比較的頻度が高い形態異常とされ、肛門閉鎖ともいう。
肛門が未発達のまま生まれてきてしまっており、尿道や膣と交通してしまっていることが多い。
位置によって人工肛門の増設を行なったり、生後半年ほどを目処に、この交通を絶って肛門形成術を行う根治療法がなされる。
腹部膨満や嘔吐が症状として出現することがある。

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