脳血管造影(のうけっかんぞうえい)

脳血管造影は、造血管にカテーテルを挿入し、造影剤を入れて造影しながら検査や処置を行うものである。

傾向と対策

脳血管造影時の看護ケアについて、おさえておこう!

よくわかる解説

脳血管造影

脳血管造影は、造血管にカテーテルを挿入し、造影剤を入れて造影しながら検査や処置を行うものである。鼠径部や手首の動脈からカテーテルを挿入する。


看護ケア(検査前)

・検査前に、鼠径部周辺の剃毛を行う。カテーテルの挿入は主に鼠径部(大腿動脈)から行われるため。
・検査当日の食事摂取(午前の場合は朝食、午後の場合は昼食)はしない。
・検査は局所麻酔で行われ、患者の意識は普段通りはっきりしている。


看護ケア(検査中)

・看護師は、造影剤の副作用の有無や急変の可能性、患者の不安などを考えておく必要がある。そのため、患者に声かけなどを行いながら全身状態を観察し、臨機応変に対応できるようにしておく必要がある。
・鼠径部からカテーテルを挿入することにより、末梢側の動脈閉塞のリスクがある為、検査前から足背動脈を確認しておき、循環動態を観察する必要がある。
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