発達障害（はったつしょうがい）

発達障害を引き起こす、先天的な脳の機能障害の原因は定かではなく不明とされることが多いが、遺伝的因子や環境因子などの複合によって引き起こされることもあるよう。
発達障害は大きく分けて、自閉症スペクトラム障害、学習障害、注意欠陥・多動性障害(ADHD)の３つにわけられ定義される。
広汎性発達障害(自閉症スペクトラム)は、主に社会性に関する発達遅延を特徴とする発達障害の一種であり、コミュニケーション障害、対人関係の障害、想像力の障害などが特徴とされる。
ADHDでは、日常生活に支障をきたすほど衝動性が強かったり注意欠陥、多動などの特徴がある
学習障害では、全般的な知的発達の遅れはないが、聞く・話す・計算する・読むなどの能力を得るのに著しい困難がある
ほかにも精神遅延や発達性協調運動障害などがある

「発達障害」は「自閉症、アスペルガー症候群その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害、その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」（発達障害者支援法における定義　第二条より）と定義されています