摂食障害(せっしょくしょうがい)

摂食障害は心理的な要因に基づく拒食や過食、異食など食行動の異常を主症状とした障害である。

傾向と対策

摂食障害がある患者の①観察項目②治療方法について、おさらいしておこう!

よくわかる解説

摂食障害は心理的な要因に基づく拒食や過食、異食など食行動の異常を主症状とした障害である。
体重が増えるという心理的な不安から過活動状態になることが多い。主に若年層の女性や小児にもよくみられる疾患である。

低蛋白症による浮腫の程度や、過食の有無が重要な観察項目となる。仮に拒食症だったとしても、自己誘発嘔吐や下剤の乱用により、過食→排出を繰り返しているケースがあるので注意が必要である。

改善には、栄養指導や、定期的な検査を通して自らの体の状態を知るなどの方法が有効とされている。また、摂食障害は家族との関係の中で葛藤を抱えている場合が多い。「家族療法」とよばれる、家族の構成員全体を対象として行うカウンセリングも有効である。

アプリなら単語から問題を引けるからめちゃ便利