子宮内避妊具(しきゅうないひにんぐ)

子宮内避妊具は、子宮内に挿入する、避妊のための器具のこと

傾向と対策

産後に子宮内避妊器具〈IUD〉が使用可能となる時期など、他の避妊法と併せて患者への説明内容を把握しておこう!

よくわかる解説

子宮内避妊器具

子宮内避妊器具(IUD)は、避妊効果が高く、母乳分泌にも影響がないため、産後の避妊方法としては適切であるが、分娩後すぐは穿孔や自然脱出の可能性があるため、産後子宮回復(産後4週~8週程度)後に装着を開始する。


他の避妊方法

授乳中でも、排卵再開は個人差があり不確かなため、母親の希望に合った避妊方法の指導が必要である。
その他に避妊方法としては、コンドームはいつからでも使用できるので、コンドームの使用を促す。
低用量ピルは、産後6週間後が経過した後から使用が可能となる。6週間以内の使用は乳汁分泌を減らし、授乳期間を短縮させる可能性があるため、使用を避けるべきである。
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