鎖骨下静脈(さこつかじょうみゃく)

鎖骨下静脈は、鎖骨の下を通る血管である。

傾向と対策

鎖骨下静脈は、看護師の国家試験に頻出する静脈名なので①解剖学的特徴②使用目的をおさえておこう。

よくわかる解説

解剖的な場所

1)場所
鎖骨下静脈の名の通り、鎖骨の下を通る血管である。
2)特徴
上半身の静脈と下半身の静脈が合流して鎖骨下静脈を経由して心臓に戻ります。また脳からの静脈も最終的にはこの鎖骨下静脈と合流して心臓に戻ります。
さらに全身のリンパはすべて最終的にこの鎖骨下静脈に合流して心臓に戻ります。


使用目的

鎖骨下静脈中心静脈カテーテルの挿入に適している。
鎖骨下静脈への中心静脈カテーテルを挿入する際に、誤って肺、胸膜を穿刺してしまうと、空気が漏れだしてしまう気胸を発症することがあるので注意が必要です。
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