令和2年度(2020年度) 第110回看護師国家試験問題|午前61問〜午前80問

第110回国家試験 午前61

Aさん(57歳、女性)は1人暮らし。統合失調症で精神科病院への入退院を繰り返しており、今回は入院してから1年が経過している。日常生活動作〈ADL〉はほぼ自立し、服薬の自己管理ができるようになってきた。
Aさんが退院に向けて利用するサービスとして適切なのはどれか。

第110回国家試験 午前62

選択的セロトニン再取り込み阻害薬〈SSRI〉で正しいのはどれか。

第110回国家試験 午前63

精神保健指定医について正しいのはどれか。

第110回国家試験 午前64

筋力低下のある在宅療養者の家屋環境において転倒するリスクが最も高いのはどれか。

第110回国家試験 午前65

Aさん(75歳、男性)は妻(66歳)と2人暮らし。3か月前に認知症の診断を受けた。妻から訪問看護師に「夫は通所介護のときは穏やかに過ごしていると聞いているが、家では興奮することが多く、どう対応すればよいかわからない」と相談があった。
このときの妻に対する訪問看護師の最初の対応で適切なのはどれか。

第110回国家試験 午前66

Aさん(83歳、女性)は、1人暮らし。誤嚥性肺炎で入退院を繰り返していた。今回の退院後に、訪問看護が導入されることになり、退院前カンファレンスが行われた。
誤嚥性肺炎の再発を予防するために病棟看護師が訪問看護師に情報提供する内容で優先されるのはどれか。

第110回国家試験 午前67

介護保険制度におけるケアマネジメントで適切なのはどれか。

第110回国家試験 午前68

夜勤帯に、A看護師がスタッフステーションで抗菌薬の点滴静脈内注射を準備をしているときに、発汗した患者から寝衣交換の依頼があり、別の患者から口渇で飲水したいという希望があった。直後に患者に装着されている人工呼吸器のアラームが鳴った。他の看護師は別の病室で重症者のケアをしている。
A看護師が最も優先すべきなのはどれか。

第110回国家試験 午前69

病院における医療安全文化の醸成につながる行動はどれか。

第110回国家試験 午前70

プリセプターシップの説明で正しいのはどれか。

第110回国家試験 午前71

大規模災害発生後2か月が経過し、応急仮設住宅で生活を始めた被災地の住民に出現する可能性が高い健康問題はどれか。

第110回国家試験 午前72

国際連合〈UN〉で採択された2016年から2030年までの開発に関する世界的な取り組みはどれか。

第110回国家試験 午前73

Aさん(52歳、男性)は、49歳から高血圧症で内服治療と食事や運動に関する生活指導を受けている。2か月間の予定で開発途上国に出張することになり、予防接種を受ける目的で渡航外来を受診した。 Aさんから「渡航にあたって何か注意することはありますか」と質問があった。
Aさんへの看護師の説明で適切なのはどれか。

第110回国家試験 午前74

血液中のビリルビンの由来はどれか。

第110回国家試験 午前75

抗原によって感作されたTリンパ球による細胞性免疫が主体となるのはどれか。

第110回国家試験 午前76

後天性の大動脈弁狭窄症について正しいのはどれか。

第110回国家試験 午前77

褐色細胞腫でみられるのはどれか。

第110回国家試験 午前78

ギラン・バレー症候群〈Guillain-Barré〉で正しいのはどれか。

第110回国家試験 午前79

生活保護法で実施される扶助は、生活扶助、介護扶助、住宅扶助、出産扶助を含めて( )種類である。
( )に入る数字はどれか。

第110回国家試験 午前80

カウンセリングの基本的態度で適切なのはどれか。