成人看護学|看護師国家試験問題|21問〜40問
第108回国家試験 午後83
糖尿病性腎症の食事療法で制限するのはどれか。2つ選べ。
第112回国家試験 午前49
胃切除術後のダンピング症候群を予防するための食事指導で適切なのはどれか。
第102回国家試験 午後80
放射線被ばく後、新たな発症について長期の観察が必要な障害はどれか。
第114回国家試験 午後31
フィンク,S.L.が提唱した危機モデルの最終段階はどれか。
第101回国家試験 午前57
Aさん(54歳、女性)は、排便困難のため外来を受診し、酸化マグネシウムとセンナとを処方された。腹腔内手術の既往歴がある。Aさんへの指導で適切なのはどれか。
第106回国家試験 午後118
次の文を読み〔問題117〕、〔問題118〕の問いに答えよ。
Aさん(60歳、男性)は、自宅近くを散歩中に突然の胸痛が出現し、救急車を要請した。救急隊到着時のバイタルサインは、呼吸数28/分、脈拍100/分、血圧80/40 mmHgであった。冷汗が著明で、前胸部から左肩にかけての激痛を訴えていた。問診で狭心症の既往歴があることが分かった。入院時の検査で急性心筋梗塞と診断された。
〔問題118〕
緊急心臓カテーテル検査で左冠動脈起始部に90%の閉塞を認め、緊急冠動脈バイパス術が行われた。術後5日、集中治療室から一般病棟に転棟した。Aさんは「手術も無事終わって命が助かった。リハビリテーションが大切と聞いたので、頑張って廊下を歩きますよ」と看護師に話した。術後のADL拡大は順調に進み、Aさんは病棟内での200 mの歩行が許可されている。胸部症状の出現や心電図の変化は認めない。Aさんへの心臓リハビリテーションについて適切なのはどれか。
第108回国家試験 午後46
慢性副鼻腔炎の手術を受けた患者に対する説明で適切なのはどれか。
第101回国家試験 午後98
次の文を読み〔午後問題97〕、〔午後問題98〕、〔午後問題99〕の問いに答えよ。
Aさん(59歳、女性)は、午前2時ころにバットで殴られたような激しい頭痛を自覚し、嘔吐した。午前4時、Aさんは、頭痛を我慢できなくなったために、家族に付き添われて救急搬送され、緊急入院した。入院時、ジャパン・コーマ・スケール〈JCS〉Ⅰ-1、四肢の麻痺を認めない。
〔午後問題98〕
Aさんは、入院後に緊急開頭術を受けることになった。手術を受けるまでの看護で適切なのはどれか。
第104回国家試験 午後50
呼吸困難を訴えて来院した患者の動脈血液ガス分析は、pH7.32、動脈血炭酸ガス分圧〈PaCO2〉72Torr、動脈血酸素分圧〈PaO2〉50Torr、 HCO3-26.0mEq/Lであった。このときのアセスメントで適切なのはどれか。
第103回国家試験 午前52
Aさん(57歳、男性)は、肺癌で放射線治療後、放射線肺炎を発症し、1か月半前から副腎皮質ステロイドにより治療中である。2日前から38.0℃の発熱と頭痛が出現し、検査の結果、前頭葉に膿瘍が認められた。現在のAさんの血液検査データは、白血球12,000/μL、空腹時血糖101mg/dL、HbA1c5.9%、CRP4.6mg/dLである。膿瘍の発症に関与した副腎皮質ステロイドの副作用はどれか。
第110回国家試験 午前57
更年期女性のホルモン補充療法によってリスクが低くなるのはどれか。
第106回国家試験 午後72
放射線療法に関わる看護師の健康管理に必要なのはどれか。3つ選べ(複数の選択肢が正解の為ナースタ改)
第113回国家試験 午後94
次の文を読み 94~96の問いに答えよ。
Aさん (43歳、男性、会社員)は、1か月前に右頸部の腫瘤を自覚した。大学病院で非ホジキンリンパ腫と診断され化学療法導入目的で入院した。
バイタルサイン:体温 37.1℃、呼吸数 16/分、脈拍84/分、整。
身体所見: 顔面に浮腫を認める。
検査所見:Hb12.8g/dL、白血球6,400/μL、総蛋白7.6g/dL、アルプミン4.1g/dL。
胸部造影CT:縦隔リンパ節腫大による上大静脈の圧迫を認める。
Aさんの顔面の浮腫の原因で考えられるのはどれか。
第108回国家試験 午後42
Aさん(64歳、男性)は、2年前に前立腺癌と診断され、内分泌療法を受けていた。1か月前から体動時に強い痛みが腰部に生じるようになり、外来を受診したところ腰椎転移と診断された。
Aさんに生じている痛みで最も考えられるのはどれか。
第106回国家試験 午後83
開放性損傷はどれか。2つ選べ。
第102回国家試験 午前51
右乳癌のために胸筋温存乳房切除術と腋窩リンパ節郭清術とを受けた患者。呼吸循環機能は安定しており、右腋窩部と乳房皮下とにドレーンが挿入されている。術後1日の看護で適切なのはどれか。
第110回国家試験 午後96
次の文を読み94~96の問いに答えよ。
Aさん(47歳、女性、会社員)は、夫(54歳)と2人暮らし。6か月前から月経不順になり、閉経前の症状と思い様子をみていた。しかし、徐々に普段の月経時の出血量よりも多くなり、下腹部痛が出現してきたため、病院の婦人科外来を受診した。診察後、経膣超音波検査の指示が出され、看護師はAさんに検査について説明することになった。
問題96
Aさんはその後、順調に経過し退院した。退院後、初回の外来受診時に看護師がAさんに心配なことを尋ねると「退院のときも性生活の説明を聞きましたが、子宮がなくなって自分の身体がどう変化しているかわからないし、やっぱり性生活のことが気がかりです。夫も私の身体を気遣ってくれて、今日も一緒に病院に来てくれました」と語った。
Aさんへの性生活の説明で適切なのはどれか。
第110回国家試験 午後44
Aさん(34歳、女性)は、気管支喘息で定期的に通院をしている。朝から喘息発作があり呼吸困難が生じたため、救急外来を受診した。経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)95%、動脈血液ガス分析(room air)で動脈血酸素分圧(PaO2)90 Torr、動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)55 Torr、pH7.30、HCO3- 25 mEq/Lであった。
Aさんの状態で考えられるのはどれか。
第103回国家試験 午後47
Aさん(26歳、男性)は、大量服薬による急性中毒が疑われ、午後9時30分に救急搬送された。呼吸状態と循環動態に異常はないが、意識は低下している。付き添って来たAさんの母親は「午後8時に夕食を終えて息子は部屋に戻りました。午後9時にお風呂へ入るよう声をかけに部屋に行ったら、倒れていたんです。息子はうつ病で通院中でしたが、最近は症状が落ち着いていました」と話す。このときの対応で適切なのはどれか。
第104回国家試験 午後54
レイノー現象(Raynaud)のある患者への指導で正しいのはどれか。