1→
ADLとは、通常の
日常生活動作を表す。例えば歩行、立ち上がりなどの一場面だけで評価するのではなく、入浴やトイレなどと言った生活の場面から評価する必要がある。
2→入所前の
ADLと入所後の情報を比較し、生活上の問題点や改善点を
アセスメントしていくことは大切である。
3→
ADLの評価方法は、現在様々なスケールが開発され、用いられている。多種機関で情報を効果的に共有するため、評価方法を他職種間で統一することは有効と言える。
4→医師の診察時の評価を参考にはするが、日常の生活動作の評価の基準にはしない。
5→長時間かかることにより、別の生活行動へ支障が出たり、また疲労などを誘発する可能性もある。このため、実施にかかる標準時間を設定し、時間内に行えるかという点でも
アセスメントすることが大切である。