43歳の女性のAさんは、過多月経を主訴に受診し、
子宮筋腫で単純子宮全摘術を受けた。退院指導で最も適切なのはどれか。
1→
子宮筋腫は過多月経となり
貧血を合併することが多いが、子宮全摘術後は
貧血が改善される。
2→術後、膣上部の縫合部分の治癒が確認されれば、性行為は可能である。
3→子宮からのホルモン分泌はない。
単純子宮全摘術は子宮だけを切除し、
卵巣は温存されるため、
更年期症状は出現しない。
4→排便を促すためには必要であるが、手術との直接的な関連はないため、退院指導の指導内容としては適切ではない。