1→
誇大妄想は、
躁状態の特徴的症状であり、自分を過大評価したり、自分には特別な力があると信じ込んでしまったりする。
2→
罪業妄想は、
心気妄想、
貧困妄想とともに、
うつ病でよくみられる症状で、自分は罪深い人間だと思い込んだり、迷惑をかけてしまう存在だと思い込み、些細なことで自分を責めてしまう症状である。
3→
観念奔逸は、思考障害の1つで、躁病でよくみられる。次々と色々な考えを思いつくが、あれこれ思いついているうちに脱線し、まとまらなくなり、目的を見失ってしまう状態である。
4→
予期不安は、
パニック障害や強迫神経症、鬱病でみられる、以前体験した恐怖がまた起こるのではないかという不安感が生じることをいう。
5→
行動制止は、鬱病や統合失調性でみられるもので、なにもしたくなくなり、行動範囲が狭まる