75歳の女性。専業主婦。身体に障害はなく特に疾患はない。健康診査で生活状況を尋ねられ、「体調は良いけれど眠れないことだけが悩みです。夜、布団に入ってもなかなか眠れないし、明け方に目が覚めてそのまま眠れない日も多いです。眠る時間が年々短くなっているように感じます」と語った。指導内容で適切なのはどれか。
1→太陽光を浴びてから14〜16時間後に分泌される、
メラトニンという睡眠を促すホルモンがある。そのため、逆算して、午前中に日光浴をしておくことで安眠につながる。
2→飲酒をすることで入眠を容易にすることはできても、眠りを浅くしてしまうこともあるため、熟眠感は得られにくいと考えられる。
3→熱めのお湯での入浴は逆効果である。40度程度のぬるめのお湯での入浴はリラックス効果が得られるため、睡眠に繋がる期待が持てる。
4→そのまま寝てしまうと、どんどん後ろへ
生活リズムがずれ込んでしまい、夜間の睡眠を阻害してしまう。