SSRI〈
選択的セロトニン再取り込み阻害薬〉による治療開始後20日が経過した外来患者から電話で問い合わせがあった。2日前から薬の処方量が増え、そのとおりに内服したところ、吐気が出現して困っていると訴えている。外来看護師の対応で適切なのはどれか。
1→患者は吐気の出現に困っている状態であるため、「気にしないでください」という対応は不適切である。
2→吐気は処方量が増えたことによる
SSRIの副作用と考えられる。
我慢して服薬を継続するよりも、早期に外来受診を促すのが適切である。
3→吐気の出現は
SSRIが増量されたことによる副作用と考えられる。
外来を受診してもらい、症状の程度を把握して対応を行うべきである。
4→急に内服をやめるのは
血中濃度の急激な低下につながるため適切ではない。
内服をやめて様子を見るのではなく、外来を受診してもらうのが望ましい。