1→出生時は母親より
IgGが胎盤経由されているため多い時期である。詳細は選択肢2の解説を参照。
2→胎盤経由の
IgGは生後徐々に消失し、約6か月で完全に消失するため、
IgG抗体量はこの時期が最も低くなる。
IgGは
免疫グロブリンの中で最も数が多く、胎盤を経由することができるため、生後すぐの状態は
IgG抗体量が多い。3か月頃より自身で
IgGを産生できるようになり、感染を起こすことなどにより、徐々にその量を増やしていくことになる。それに伴い、産生組織も発達してくるため、10歳頃には成人レベルの
IgG抗体量となる。