1→
胸腺は免疫系の発達に重要な役割を果たす器官ですが、シェーグレン症候群で障害が起きる主な臓器ではありません。従って、この選択肢は正解ではありません。
2→シェーグレン症候群において涙腺が攻撃されることは一般的です。これにより涙の分泌が低下し、ドライアイや他の眼の症状が発生します。したがって、この選択肢が正解です。
3→
甲状腺はホルモンを分泌する重要な
内分泌器官ですが、シェーグレン症候群では主な標的器官ではありません。
甲状腺の障害は、他の自己免疫性
甲状腺疾患でよく見られますが、シェーグレン症候群の主な特徴ではありません。従って、この選択肢は正解ではありません。
4→シェーグレン症候群では唾液腺も涙腺と同様に
リンパ球による
浸潤が起き、唾液の分泌が低下します。これにより口の乾燥(ドライマウス)や食べ物の味が分からないなどの症状が発生します。したがって、この選択肢が正解です。
5→
副甲状腺は、
カルシウムの代謝を調節するホルモンを分泌しますが、シェーグレン症候群の主な被害を受ける器官ではありません。したがって、この選択肢は正解ではありません。