1→視診とは、身体の特定部位を目で観察することにより、色、形、位置、動き、および異常の有無を評価するプロセスです。問診の後に行われることが多いため、選択肢1が正解です。たとえば、皮膚の色や腫瘤の存在、
浮腫の確認などが視診により行われます。
2→触診は、手を使って患者の身体を触れることで、痛み、腫瘤、組織の硬さまたは柔らかさなどを感じ取る方法です。視診の後で実施されることが一般的ですが、問診の直後に行うことは少ないため、この選択肢は不正解です。
3→打診は、指や打診ハンマーを使用して身体の一部を軽く叩き、その音を聞くことで、空気、液体、または固体の存在を区別する手技です。このステップも、視診や触診の後に行われることが一般的であり、問診の直後には通常行われません。したがって、この選択肢も不正解です。
4→聴診は、聴診器を用いて心臓の鼓動、肺の
呼吸音、腸の雑音などを聞くプロセスです。これは視診、触診、打診の後に行われることが多く、問診の直後に行うことは通常ありません。そのため、選択肢4も不正解となります。