1→
マンモグラフィは、通常、女性が
立位で行う乳房のX線撮影です。検査中、女性は特別なプラットフォームに乳房を置き、乳房を圧迫する圧板を使用してしっかりと乳房を固定して撮影を行います。
仰臥位で行うのではなく、ほとんどの場合は
立位あるいは座位で行われます。
2→
マンモグラフィ検査は画像診断の一種であり、胃腸の内容物や食事の影響を受けるタイプの検査ではありません。絶食する必要はなく、患者さんは検査前に普段通りに飲食をすることができます。
3→
マンモグラフィでは、通常の乳房X線撮影には造影剤は使用しません。ただし、
マンモグラフィで見つけた疑わしい領域をさらに詳しく調べるために別の手法である乳房造影検査を行う場合は、造影剤が用いられることがあります。
4→
マンモグラフィ検査では、乳房を正確に評価するために2方向から撮影を行います。通常はクレニオコーダル(上から下へ)とメディオラテラル・オブリーク(斜め方向)の2つのビューで撮影されます。この2方向からの撮影によって、乳房内部の構造をより詳細に検査することが可能になります。