3→
排卵された卵子が
卵管に取り込まれ、精子が卵子の中に侵入し、両者の
核が融合した時を受精の成立とする。
受精卵は細胞分裂を繰り返しながら、
卵管から子宮腔に移動する。
受精後3日程度で桑実胚、受精後4~5日後に胚盤胞となり、受精後およそ6~7日程度で胞胚は子宮内膜に
着床する。この
着床を
妊娠の成立とする。
4→受精卵は細胞分裂をしながら
着床する。
1個の卵は分裂して2個の細胞(2細胞期)となり、以後4個(4細胞期)、8個(8細胞期)と分裂して細胞数が増加する。32細胞期までは数で表現し、それ以後は細胞数が多くなるので数ではなく、桑実胚と呼ぶ。
このころから卵の中の細胞は均等ではなくなり、場所に応じた性質の変化が現れ、細胞が分化し始める。最初の大きな分化が胚盤胞の形成となり子宮に
着床する。