1→加齢により食事量は減少する傾向にあり、経口摂取不足で高齢者に多い機能性便秘の原因として起こり得る。
その他、高齢による口
渇中枢の感受性低下による
水分摂取量の減少も便秘を誘発する原因と考える。
2→加齢により、
味覚の閾値の上昇により、味を感じにくくなる。
3→高齢者に多いのが、
弛緩性便秘で、大腸全体の動きが悪いことが原因とされる。腸の内容物が停滞し輸送が遅れ必要以上に水分が吸収され、硬い便となるため、排便が遅くなる便秘のこと。水分吸収が低下ではなく、促進されてしまう。
4→直腸内圧の閾値が上昇することで便意を感じにくくなり、便秘の原因になる。