糖尿病末梢神経障害による
感覚障害のある患者へのフットケア指導で適切なのはどれか。2つ選べ。
1→
糖尿病末梢神経障害による
感覚障害がある場合は、知覚が低下して痛みを感じにくいため、外傷や潰瘍などに気をつける。
普段から足部を清潔に保ち、爪を整えて毎日両足の観察をすることが重要である。
2→
感覚障害により知覚が低下しているため、
熱傷にも気づきにくい。
そのため、入浴の際には湯の温度に十分気をつけるように指導する。
3→
感覚障害により知覚が低下しているため、靴擦れなどの症状は
糖尿病足病変へと繋がりやすい。
靴は適切なサイズのものを選び、内部に異物がないことを確かめてから履く、かかとの高い靴は避けるなどの注意が必要である。
4→
感覚障害によって知覚が低下しているため、外傷を防ぐために靴下を履いて両足の保護に努めることが大切である。
5→爪の手入れについては、深爪を避け、つま先はストレートにカットする。
また、爪の肥厚や陥入爪、白癬などが見られる場合は、適宜医師に相談するよう指導する。