1→学童期の
肥満度は、実測体重(kg)-
標準体重(kg)÷
標準体重(kg)×100で求める。
肥満度20%以上で軽度肥満、30%以上を中等度肥満、50%以上を高度肥満とする。
2→肥満児は男女とも 5〜6歳ごろから出現率が増加し、11 歳〜12 歳でピークを迎え、14 歳にかけて低下し、その後 15 歳以降に再度増加がみられる。低学年よりも高学年に多い。
3→肥満傾向児は女子よりも男子に多い。
4→子どもの肥満の大半は、単純性肥満(原発性肥満)である。これは、摂取エネルギーが消費エネルギーを上回っているために生じるものである。幼児期肥満の25%、学童前期肥満の40%、
思春期肥満の70~80%が、成人肥満に移行する。