精神科病院の閉鎖病棟に
入院中の患者宛てに厚みのある封筒が届いた。差出人は記載されていなかった。当日の看護師の対応で適切なのはどれか。
1→閉鎖病棟であっても患者の人権は守られるため、手紙や信書の制限をすることはできない。
患者に告知することなく、また患者の同意を得ることなしに手紙を破棄してはならない。
2→厚みのある封筒で中身が確認できないということ、また差出人も不明であることから危険物である可能性も否定できないため、本人による開封に立ち会うことが望ましい。
3→閉鎖病棟でも患者の人権は守られるため、本人の同意を得ることなしに手紙を家族へ転送することはできない。
4→患者あてに届いた手紙を看護師の判断で開封することは、プライバシーの侵害に該当する。
5→閉鎖病棟であっても患者の人権は守られるため、手紙の発受を制限することはできないため、退院までナースステーションで管理するのは適切ではない。