Aさん(56歳、男性)は、
脳梗塞の後遺症のためにリハビリテーションをしている。食事中に箸がうまく使えずイライラしている。この状況で看護師が最も連携すべき専門職はどれか。
1→
精神保健福祉士は特に精神障害者に対して、医療機関や福祉行政機関などさまざまな場で、社会復帰や社会参加を支援する業務を行っている。現状況で、Aさんに社会参加を促すことは優先順位として低いと考えられる。
2→
社会福祉士は病気や障害によって日常生活が困難になった人に対して、社会復帰や社会参加を支援する業務を行っている。現状況で、Aさんに社会参加を促すことは優先順位として低いと考えられる。
3→
理学療法士は、身体障害者に対して基本的動作の回復を図るため、リハビリテーションや電気温熱療法などを行っている。現状況で、Aさんに
関節可動域の訓練や筋力向上のためのリハビリテーションを促すことは優先順位として低いと考えられる。
4→
作業療法士はさまざまな障害者に対して、食事・トイレ・衣類の着脱などの基本的な生活能力の獲得を目指し、その人らしい生活が送れるように援助している。現状況で食事中に箸がうまく使えずイライラしているAさんへの対応として、最も優先して連携すべき専門職である。