Aさん(80歳、女性)は、1人で暮らしている。内科と整形外科とを受診しているが、2週前から
内服薬の飲み間違いがあり、主治医から
訪問看護師に
服薬管理の依頼があった。Aさんがセルフケアを維持して内服するための
訪問看護師の
服薬管理の支援で最も適切なのはどれか。
1→自力で薬局に行ける場合、
訪問看護師が薬局に受け取りに行くことは本人のセルフケアのためにならないので、適切ではない。Aさんが直接薬局で
薬剤師から説明を聞くことが、飲み間違いの予防となる。
2→保管場所を分散すると、飲み忘れるリスクが高まるため適切ではない。食事のときに目につく食卓などに置くとよい。
3→2つの
診療科からそれぞれ別の指導があると、混乱を招きやすくなるため適切ではない。
内服薬の飲み間違いがある利用者には、
診療科別に処方を出してもらうのではなく、薬局に頼んで1つにまとめてもらうとよい。
4→
内服薬の飲み間違いがある利用者には、袋や服薬ボックスなどを用いて1回分ごとにまとめてもらい、飲み間違いが起きないように対処すると、本人のセルフケアも維持できる。