1→
二分脊椎は、先天的に脊椎骨が形成不全となって起きる神経管閉鎖障害で、下肢の運動麻痺や感覚麻痺、
膀胱直腸障害による排泄障害などがみられる。損傷されている
脊髄の位置によって症状は異なるが、排泄障害は
膀胱直腸障害の1つで、高頻度で発生する。
2→
二分脊椎は消化管の吸収障害の疾患ではないので、体重増加不良にはならない。
3→
二分脊椎は、
脊髄の障害であるため発語の問題はない。また知能発達も正常である。
4→
二分脊椎は主に腰仙部に発症するため、上半身ではなく下肢麻痺や下半身の運動障害が特徴である。