1→胎児の血液循環(
胎児循環)は、成人とは異なる特殊な循環を持っています。胎児は母体の胎盤から酸素と栄養を受け取るため、胎児自身の肺は機能していません。
そのため、胎児の血液循環では、最も酸素が多い血液は胎盤から供給される「臍
静脈」を流れます。
2→臍
動脈は胎児から胎盤に向かう血管で、老廃物や二酸化炭素を多く含む
静脈血が流れる。酸素は少ない
3→出生後は酸素を多く含む血管だが、胎児期は肺が機能していないため、ほとんど酸素を含まない
4→肺に血液を送るが、胎児期の肺は換気されていないため酸素は乏しい