1→実際には、
介護老人保健施設では常勤医師の配置が義務付けられています。利用者に対する医療面でのケアが不可欠であるため、質の高い医療サービスを提供するためにも、医師は必須の人材とされています。
2→誤りです。
介護老人保健施設は、老人福祉法ではなく、「
介護保険法」に基づいて設置されています。
介護保険法は、必要な介護や予防介護等のサービスが提供されるように定められた法律で、介護サービスの枠組みの中で運営されています。
3→正解です。
介護老人保健施設の役割は、要介護状態にある高齢者に対して、専門的なリハビリテーションや医療、看護、介護を提供し、可能な限り自宅での生活に復帰できるように支援を行うことにあります。自治体や地域社会と連携しながら、利用者の自立を促進するプログラムが提供されます。
4→
介護老人保健施設では、看護職員と介護職員の配置基準は、同数であるという規定はありません。それぞれの施設ごとに、利用者の状況や必要なケアの内容に応じて、適正な人員配置が求められます。看護職員と介護職員の比率は施設によって異なり、法令で一定の基準は定められていますが、必ずしも同数であるとは限りません。