3→
骨髄穿刺(こつずいせんし)とは、
骨髄液を採取して塗抹標本を作製する検査である。
骨髄の
造血能の異常が疑われる場合に、
骨髄細胞一つ一つの形態を評価し、
骨髄に異常をきたす疾患の診断、分類、治療効果の判定を行う。
穿刺部位は成人:後腸骨棘、胸骨(後腸骨稜が使えない時のみ)、小児:後腸骨棘、
脊椎骨棘突起,
脛骨などに行う。
骨髄に針が届いて吸引するときの痛みは局所麻酔では抑えられない。
骨髄液を吸引するときに、「痛い」「痛いというよりは何ともいえない感じ」、「気持ちが悪い」「足やからだが吸い上げられる感じ」など人によって違った表現をされる、短い時間の違和感がある。