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第109回看護師国家試験 午後86
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疾病の成り立ちと回復の促進
第109回看護師国家試験 午後86
第109回国家試験 午後86
全身性エリテマトーデス
〈
SLE
〉(systemic lupus erythematosus)で正しいのはどれか。2つ選べ。
遺伝素因の関与が大きい。
発症には男性ホルモンが関与する。
中枢神経症状は生命予後に影響する。
Ⅰ型アレルギーによる免疫異常である。
適切に治療しても5年生存率は50%である
解答する
正解!
不正解
答え
1・3
1→
全身性エリテマトーデス
は、遺伝が原因のひとつであると考えられている。
2→
全身性エリテマトーデス
の発症の割合は女性が90%であり、女性ホルモンが関与していると言われている。
3→中枢神経症状である、中枢ループスが出現すると生命予後が悪くなる。
ループス腎炎
と並んで重篤な合併症である。
4→
全身性エリテマトーデス
は、抗原と
抗体
が結合してできた免疫複合体が各組織に付着して障害を起こす
Ⅲ型アレルギー
によるものである。
5→早期発見・治療が進み、5年生存率は95%となっている。
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