第109回看護師国家試験 午前28

1→シンチグラフィはラジオアイトソープという放射線を放出する薬剤を利用し、分布状況を測定する検査である。骨シンチグラフィ、脳血流シンチグラフィなどの種類がある。

2→一般身体所見、神経学的所見を評価し脳梗塞が疑われる場合、MRI検査を行う。
MRIは強力な磁気を利用して画像化する検査である。

3→MRAは脳を張りめぐっている血管のみを写す検査である。
脳動脈瘤の有無や脳血管の詰まり具合などを診断する検査である。

4→CTはエックス線で脳の断面の画像を撮る検査である。
CTに脳梗塞の所見が現れるのは数時間後であり、早期発見のためには、MRIが適切である。