第108回看護師国家試験 午後37

1→鼻カニューレは長期間使用することが可能であり、簡便で生活上の行動制限も少ないが、酸素吸入濃度については患者の1回の換気量により左右される。

2→フェイスマスクは口呼吸や鼻腔閉塞の患者にも使用が可能であるが、患者の1回換気量や呼吸パターンにより吸入酸素濃度は異なる。

3→ベンチュリーマスクは、ダイリューターという酸素濃度調整器具により、患者の換気量に左右されることなく酸素を投与することが可能である。

4→リザーバ付き酸素マスクは、呼気時にリザーバーマスクにたまった酸素を吸気時に吸入するため高濃度の酸素投与が可能であるが、吸入酸素濃度は患者の換気量に左右される。