高齢者虐待防止法(こうれいしゃぎゃくたいぼうしほう)

高齢者虐待防止法とは、高齢者虐待の防止や高齢者の養護者に対する支援について定めた法律である。

傾向と対策

高齢者虐待において、①被害者に多い特徴をおさらいしておこう!
また高齢者虐待を発見した場合の②通報先についてもおさえておこう!

よくわかる解説

被害者に多い特徴

被虐待者のうち女性は約8割を占めている。
虐待の種別では「身体的虐待」が最も多く、次いで「心理的虐待」、「介護等放棄」、「経済的虐待」である。
近年では、養介護施設従事者等による虐待の増加が社会問題となっている。


通報先

高齢者虐待防止法では、虐待を受けたと思われる高齢者を発見した者(警察官、消防署員などを含む全ての者)は、速やかに市町村に通報しなければならない、という義務が生じる。市町村は通報を受け、相談・指導・助言とともに、老人介護福祉センター、地域包括支援センター他関係機関や民間団体との連携を通して、迅速に対応することが明記されている。

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