非侵襲的陽圧換気(ひしんしゅうてきようあつかんき)

非侵襲的陽圧換気とは、気管切開を必要としないタイプの肺胞換気補助療法で、話すことはもちろん、食事も可能である。

傾向と対策

「非侵襲的陽圧換気による呼吸管理をしている患者」という設定での長文問題が多い。
どのような①機械で、②医療者や患者自身ができること出来ないことは何なのかを把握しておこう。

よくわかる解説

非侵襲的陽圧換気は、呼吸に障害のある患者に使用される気管切開を必要としない非侵襲的な換気方法であり、鼻と口を覆うマスクを使用して気道内を陽圧に保ちながら肺胞換気を補助する療法のことである。
陽圧がかかるため、息が吐きにくくなり不快感を感じる患者も多いが、話すことも食事をすることも可能である。
非侵襲的陽圧換気には専用の機器を使用し、設定は医師が行い、故障したときには機器のメーカーに連絡をとる。
マスクがずれるなど、きちんと密着していない場合には換気が十分に行われないことがあるため、医療者が適切な調整を行うことが必要である。
機器が過剰送気を示したときは、フィッティングが悪い場合やホース回路の破損が原因である事が多いので、回路の破損などがないか点検をする。

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