悲嘆（ひたん）

大切な人との死別後に、悲しみや怒り、罪悪感、落ち込みなどの感情が現れるとともに、不眠、強い疲労感、食欲不振などの身体的症状も出現する。
悲嘆に寄り添いながら心の負担を軽くし、悲嘆による影響を最小限にすることを悲嘆ケア（グリーフケア）という。

悲嘆のぷろせす
1）心の麻痺の段階：呆然自失，死の否認，感情の麻痺、身体反応（吐き気、喉が詰まる感じ、動悸など）
2）切望の段階：憂うつ感・悲哀感，故人を探し求める・追慕・切望
3）混乱と絶望の段階：罪悪感・怒り・非難,死の事実への抵抗，不眠･悪夢，引きこもり・孤独感
4）回復の段階：故人がいなくても人生を立て直せる実感がもてる，生きがい・社会的役割の再発見