退行(たいこう)

退行とは、後にさがり退化することで、心身の機能が低下する状態のこと。

傾向と対策

退行には、①小児期の退行現象や、②フィンクの危機モデルの防衛的退行がある。
それぞれの定義をおさえておこう!

よくわかる解説

退行は、現時点よりも前の発達段階に戻ったり、心身の機能低下をきたす状態のことである。
慢性退行状態とは、慢性的に心身の機能低下がみられる状態である。
小児期の退行現象は、赤ちゃん返りと呼ばれる。
また、フィンク,S.L.の危機モデルの過程での防衛的退行は、危機的状況を受け入れられず目を背けたり心を閉ざしたりなどの防衛機制の反応をいう。第1段階の衝撃に続いての第2段階である。(①衝撃、②防御的退行、③承認、④適応に区分される)

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