母性看護学|看護師国家試験問題|41問〜60問
第114回国家試験 午後66
頭位で出生した直後の先の頭部に腫脹を認めた。腫脹は骨縫合を超え、波動を触れず、数日後に消失した。
出生直後に認められた児頭の腫脹で考えられるのはどれか。
第103回国家試験 午後107
次の文を読み〔午後問題106〕、〔午後問題107〕、〔午後問題108〕の問いに答えよ。
Aさん(17歳、女子、高校生)は、3か月前から月経初日に腹痛や腰痛が生じて、学校を休むようになったため婦人科を受診した。Aさんの月経周期は26~34日、持続日数は4~6日である。Aさんはコーヒーを毎朝1杯飲んでおり、運動習慣はない。Aさんは身長162cm、体重55kgであり、既往歴に特記すべきことはない。
〔午後問題107〕
Aさんの月経のアセスメントで適切なのはどれか。
第114回国家試験 午前109
次の文を読み109~111の問いに答えよ。
Aさん(41歳、 初妊婦、会社員) は夫 (42歳、会社員)と2人で暮らしている。身長は158cm、非妊時体重 55kgである。Aさんは妊娠16週3日に妊婦健康診査を受診し順調な経過と診断された。妊婦健康診査後「夫から、高齢妊娠だから安静にするよう言われ、夫が家事をしてくれています。妊娠前はバスケットボールを週に3回、毎日夕方に夫とウォーキングをしていました。今は仕事に行く以外は、家でなるべく動かないようにしています」とAさんが看護師に話した。
Aさんへの活動に関する助言で適切なのはどれか。
第114回国家試験 午前65
セクシュアリティに関する用語と説明の組合せで正しいのはどれか。
第102回国家試験 午後66
多胎妊娠で起こりやすい妊娠中の異常はどれか。
第112回国家試験 午前109
次の文を読み109-111の問いに答えよ。
Aさん(34歳、初産婦)は妊娠39週6日に3,000gの女児を出産した。分娩時の母児の経過は順調である。出産後12時間、看護師がAさんの児の観察を行った。児は活気がありバイタルサインは安定しており、排便が認められた。直接授乳を開始している。出生後の排尿回数は4回、排便回数は3回である。
(問題109)
便の写真(別冊No.2)を別に示す。このときのAさんの児の便はどれか。

第104回国家試験 午前62
出生前診断について正しいのはどれか。
第108回国家試験 午後59
新生児聴覚スクリーニング検査で正しいのはどれか。
第107回国家試験 午前56
産科外来を初めて受診した妊婦。夫婦ともに外国籍で、日本の在留資格を取得している。この妊婦への説明で正しいのはどれか。
第104回国家試験 午前81
不妊症について正しいのはどれか。
第111回国家試験 午前63
避妊法について適切なのはどれか。
第101回国家試験 午前89
閉経に近づくと上昇するホルモンはどれか。2つ選べ。
第108回国家試験 午前89
出生直後の正常新生児に当てはまる特徴はどれか。2つ選べ。
第111回国家試験 午後108
次の文を読み106〜108の問いに答えよ。
Aさん(32歳、初産婦)は妊娠39週4日に3,200gの男児を経胞分娩で出産した。分娩時に会陰切開縫合術を受けた。児のアプガースコアは1分後9点、5分後10点であった。分娩時の出血量200mL、分娩所要時間12時間30分であった。分娩室から病室に帰室する前に尿意を自覚したためトイレまで歩行し、排尿があった。
問題108
産褥4日、看護師はAさんに退院指導をすることにした。Aさんの児の経過は順調である。Aさんと児が受けられるサービスとして、看護師が退院指導時に説明するのはどれか。
第101回国家試験 午後72
女性の生殖機能について正しいのはどれか。
第108回国家試験 午前109
(次の文を読み109、110、111の問いに答えよ。)
Aさん(30歳、初産婦、会社員)は、夫と2人暮らし。妊婦38週6日で3,200gの児を正常分娩した。分娩後から母子同室を開始しており、母乳育児を希望している。
(第109問)
産褥2日。乳房の緊満はなく、熱感がある。初乳から移行乳へと変化している。Aさんの児の抱き方はぎこちなく、乳頭をくわえさせるのに時間がかかっている。産褥1日から2日にかけた24時間で、14回の直接授乳をしている。児の体重は3,060g で、体重減少率は4.4%、排尿は3回/日、排便は2回/日である。Aさんは「あまり母乳が出ていないようですが、人工乳を足した方がよいですか」と看護師に相談した。
この時、看護師がアセスメントする項目で最も重要なのはどれか。
第112回国家試験 午後108
次の分を読み106~108の問いに答えよ。
Aさん(28歳、初産婦)は妊娠38週1日、順調な経過で経腟分娩した。産後は夫が育児休業を取得し、自宅で夫と2人で子育てをする予定である。
産褥1日、バイタルサインは、体温36.7℃、脈拍70回/分、整、血圧118/68mmHg、Hb12.0g/dL、子宮底は臍下2横指のところに硬く触れている。悪露は赤色で中等量、凝血の混入はない。Aさんは授乳時に後陣痛を訴えている。会陰縫合部に腫脹や発赤はなく、痛みは自制内である。尿意の自覚があり、残尿感や排尿困難感はない。
問題108
産褥5日、子宮収縮は臍恥中央、褐色悪露が少量、歩行時に会陰部痛がある。授乳は母乳のみで行っている。Aさんは「この子の世話が大変で、次の妊娠はしばらく考えられません。結婚前は経口避妊薬を服用していましたが、産後の避妊はどうしたらよいか教えてください」と看護師に話した。
Aさんへの説明で適切なのはどれか。
第109回国家試験 午前63
正常に経過している妊娠36週の妊婦が、次に妊婦健康診査を受診する時期として推奨されるのはどれか。
第105回国家試験 午前110
次の文を読み〔問題109〕、〔問題110〕、〔問題111〕の問いに答えよ。
Aさん(36歳、経産婦)は、夫と長男(3歳)との3人で暮らしている。妊娠40週0日、午前9時にAさんは陣痛開始のため入院した。このときは未破水であった。午後1時、体温36.8℃、脈拍64/分、血圧126/70mmHgであった。Aさんに分娩監視装置を装着したところ、陣痛間欠4分、胎児心拍数基線は140bpmで、一過性徐脈はみられなかった。午後2時、破水感があり医師が診察したところ、子宮口は7cm開大であり、羊水の流出がみられた。
〔問題110〕
午後2時30分、Aさんは3,300gの女児を正常分娩した。分娩時の出血量は200mLであった。産褥3日、体温37.0℃、脈拍76/分、血圧118/60mlnHgであった。血液データは、Hb11g/dL、Ht35%であった。子宮底の位置は臍下2横指で硬く、赤色の悪露がみられた。乳房は左右とも張り、乳管の開口数は3本ずつで黄色の乳汁が分泌している。乳頭の伸びは少なく児が吸啜するまでに時間がかかっている。看護師のAさんへの対応で最も適切なのはどれか。
第110回国家試験 午前59
早期新生児の生理的黄疸で正しいのはどれか。