小児看護学|看護師国家試験問題|41問〜60問
第109回国家試験 午前109
次の文を読み109、110、111の問いに答えよ。
在胎39週4日で、正常分娩で出生した児。出生体重3,000g、身長48.0cm。出生直後、児に付着していた羊水をふき取り、インファントラジアントウォーマーの下で観察を行った。体温37.5 ℃、呼吸数56/分、心拍数150/分、呼吸音は異常なし。看護師は観察を終え、温めておいたベビー服を着衣させ、同様に温めておいた寝具を用いて準備をしたコットに児を寝かせた。コットは壁際や窓辺を避け、空調の排気口からの風が当たらない場所に配置した。
問題109
看護師が児の体温保持のために行ったことと、それにより予防される熱の喪失経路との組合せで正しいのはどれか。
第103回国家試験 午前61
小児の睡眠の特徴で正しいのはどれか。
第112回国家試験 午前117
次の文を読み115-117の問に答えよ。
Aちゃん(6歳、男児)は父親(50歳、会社員)、母親(48歳)、姉(11歳)と4人で暮らしている。Duchenne〈デュシェンヌ〉型筋ジストロフィーで身体障害者手帳(肢体不自由1級)が交付されている。喀痰吸引、胃瘻による経管栄養が必要で。訪問看護を週に2回利用している。まばたきの回数で「はい」と「いいえ」の意思表示はできるが、視線や上肢の動きには誤動作もあり、構音障害もあるため家族以外では意思の判断が難しい。また、手指での細かい操作はできない。Aちゃんは次年度から姉と同じ小学校の特別支援学級に通い、通常の学級の児童と交流の予定がある。
(問題117)
Aちゃんは入学して1度も入院することなく2年生になった。Aちゃんの母親はケアに必要な物品を学校の看護師に渡す際に「Aは学校に通うようになり、お友達が増えて本当によかったと思います。それに比べて私は仕事をしていないし、Aに友達ができた喜びや日々の苦労を理解してもらえる友達がいません。Aの同級生の親には年齢が近くて話しやすい人がいません」と話した。Aちゃんの母親への提案で最も適切なのはどれか。
第107回国家試験 午後102
次の文を読み〔問題100〕、〔問題101〕、〔問題102〕の問いに答えよ。
A君(14歳、男子)は、夏休みのサッカー部の部活動で、朝10時から12時まで屋外で練習した。昼食時におにぎり2個とお茶を500mL摂取し、休憩後の13時から15時まで再び練習した。この日は晴天で、外気温は32℃ であった。15分休憩し練習を再開したところ、A君は突然頭痛と悪心とを訴え、グラウンドの隅に座り込んだ。サッカー部担当のB教諭が、A君を日陰で横にして休ませ様子をみていたが、症状が改善せず、顔面蒼白、冷汗が出現した。A君は「気持ち悪い」と言った後に嘔吐した。
〔問題102〕
A君は熱中症と診断された。点滴静脈内注射の後、A君の状態は回復し、家族とともに帰宅することとなった。付き添いのB教諭から、今後の部活動における熱中症予防について看護師に相談があった。熱中症予防のための指導内容で適切なのはどれか。
第104回国家試験 午後105
次の文を読み〔午後問題103〕、〔午後問題104〕、〔午後問題105〕の問いに答えよ。
Aちゃん(10歳、女児)は、両親と3人で暮らしている。発熱と顔色不良とを主訴に受診し入院した。血液検査データは、Hb7.5g/dL、白血球75,000/μL、血小板4万/μLであった。骨髄検査の結果、急性リンパ性白血病と診断された。医師が両親とAちゃんに対し、病名と今後の抗癌薬治療および入院期間について説明した。両親はショックを受けていたが現実を受け止め、今後の治療や入院生活について質問し、経済的な不安を訴えた。
〔午後問題105〕
入院後4か月。Aちゃんは治療が順調に進み、退院して外来で維持療法を行うことになった。今後、学校に通学する際のAちゃんと母親に対する説明で適切なのはどれか。
第109回国家試験 午後102
次の文を読み100、101、102の問いに答えよ。
Aちゃん5歳、(男児)は、2日前に39 ℃に発熱して両側の耳下腺部の痛みを訴えた。昨日から同部位の腫脹がみられ、頭痛を訴えている。夜間に嘔吐が4回あり、発熱と頭痛が持続したため、本日父親に連れられて来院し、髄膜炎(meningitis)の疑いで個室に入院した。通っている幼稚園には、流行性耳下腺炎(おたふくかぜ)(mumps)
罹患児が数名いる。
既往歴:特記すべきことはない。
予防接種歴:年齢の定期接種はすべて済んでいる。おたふくかぜワクチンは未接種である。
家族歴:両親は流行性耳下腺炎(mumps)罹患の既往がある。妹のBちゃん、(3歳)は、年齢相応の定期予防接種は済んでいるが、おたふくかぜワクチンは未接種である。また、流行性耳下腺炎(mumps)罹患の既往はない。
身体所見:体温39.2 ℃、項部硬直あり。両側耳下腺部の腫脹と圧痛あり。胸部聴診で異常なし。腹部は平坦で軟、圧痛なし。Kernig〈ケルニッヒ〉徴候あり。
検査所見:白血球8,760/μL。血清アミラーゼ834 U/L (基準44~132)、CRP 0.1mg/dL。
問題102
Aちゃんは入院の翌日も発熱が続いたが、頭痛は軽減し嘔気は消失したため経口摂取を開始した。入院3日、体温は微熱となり食欲が回復したことから、翌日の退院が決定した。耳下腺は縮小しつつあるが圧痛がある。父親から看護師へ「退院後、何か注意することはありますか」と質問があった。父親への看護師の回答で適切なのはどれか。
第113回国家試験 午後100
次の文を読み 100~102の問いに答えよ。
Aちゃん(7歳、女児)は、頭痛、食欲不振、全身倦怠感、肉眼的血尿および両眼瞼の浮腫を主訴に来院した。1か月前に扁桃炎に罹患した以外は既往歴に特記すべきことはない。扁桃炎は抗菌薬を内服し軽快した。検在の結果、溶連菌感染後急糸球体腎炎と診断されて入院した。入院時、Aちゃんは体温36.6°C、呼吸数20/分、心拍数84/分、血圧130/80mmHgで、床上安静の指示が出された。
100
Aちゃんの入院時の看護計画で適切なのはどれか。
第109回国家試験 午後59
平成28年度(2016年度)の福祉行政報告例における児童虐待で正しいのはどれか。
第110回国家試験 午後105
次の文を読み103~105の問いに答えよ。
Aちゃん(5か月、女児)は、父親(会社員)、母親(主婦)、兄のB君(3歳)と4人家族である。近所に祖父母が住んでいる。Aちゃんは3日前から鼻汁と咳嗽があり、昨日夕方より 39℃の発熱がみられ小児科外来を受診した。自宅で哺乳量の低下はなく、1日に1、2回咳嗽とともに嘔吐がみられていた。来院時、体温39.3 ℃、呼吸数 45/分、脈拍 142/分、経皮的動脈血酸素飽和度(SpO2)98%(room air)であった。
診察と検査の結果、RS ウイルスによる急性細気管支炎と診断され、去痰薬が処方された。
問題105
入院後7日、Aちゃんは症状が軽快し、哺乳量も増加して翌日の金曜日に退院が決定した。母親は「Aはだいぶ元気になりました。でもBが泣いたり、かんしゃくをおこしたりすることが増えているようです。どうしたらいいでしょう」と看護師に相談した。入院中、土曜日、日曜日は父親がB君の世話をしており、平日は祖父母が世話をしているとのことであった。退院時、父親は休暇をとりAちゃんと母親を迎えに来る予定である。
母親への看護師の対応として適切なのはどれか。
第112回国家試験 午後103
次の分を読み103~105の問いに答えよ。
A君(11歳)は両親と3人で暮らしている。5歳で気管支喘息と診断され、現在は抗アレルギー剤とステロイドの吸入薬が処方されている。本日、学校から帰ってきた後から咳嗽がみられ元気がなかった。夕食もあまり食べずに就寝した。夜間になり「苦しく眠れない」と訴え、母親と救急外来を受診した。口元での喘鳴が著明であり、問診すると途切れ途切れに話した。受信時のバイタルサインは、体温36.9℃、呼吸数32/分、心拍数120/分、経皮的動脈血酸素飽和度〈SpO2〉は92%(room air)であった。
問題103
A君の気管支喘息の発作強度はどれか。
第106回国家試験 午前86
麻疹に関して正しいのはどれか。2つ選べ。
第103回国家試験 午後103
次の文を読み〔午後問題103〕、〔午後問題104〕、〔午後問題105〕の問いに答えよ。
A君(8歳、男児)は、頭痛、食欲不振、全身倦怠感、肉眼的血尿および両眼瞼の浮腫を主訴に病院を受診した。1か月前に扁桃炎に罹患した以外は既往歴に特記すべきことはない。扁桃炎は抗菌薬を内服し軽快した。血液検査の結果、溶連菌感染後急性糸球体腎炎と診断されて入院した。入院時、A君は体温36.8℃、呼吸数20/分、脈拍は80/分、整で血圧132/80mmHgであった。
〔午後問題103〕
A君の入院時の看護計画で適切なのはどれか。
第108回国家試験 午後54
乳幼児の正常な言語発達で正しいのはどれか。
第102回国家試験 午前73
子どもの遊びについて正しいのはどれか。
第110回国家試験 午後101
次の文を読み100~102 の問いに答えよ。
Aちゃん(生後3週)は、在胎40週、3,070gで出生した。生後5日で退院し、退院時の体重は3,080 gであった。完全母乳栄養である。
現病歴:5日前から嘔吐があり、次第に哺乳のたびに噴水状に嘔吐するようになった。今朝も嘔吐があり、吐物は白色である。排尿もないため家族に連れられ来院した。Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症が疑われ入院した。
身体所見:体重3,380 g、体温36.7°C。脈拍 120/分、整。血圧74/52 mmHg。大泉門は陥凹、皮膚のツルゴールは低下、上腹部は軽度膨隆。
検査所見:白血球9,600/μL。Na 131mEq/L、K3.4 mEq/L、CI 86mEq/L、CRP0.1mg/dL。
問題101
検査の結果、Aちゃんは肥厚性幽門狭窄症と診断された。Aちゃんは直ちに絶飲食となり、経鼻胃管が留置され、持続点滴静脈内注射が開始された。担当医師と家族とが治療方針を話し合った結果、全身状態が安定したあとに手術をする方針になった。
Aちゃんの術前看護で正しいのはどれか。
第107回国家試験 午前53
Aちゃん(生後4か月、女児)は、嘔吐とけいれんのため病院を受診した。受診時、Aちゃんは傾眠状態で、顔色不良と眼球上転がみられたため入院となった。受診時の体温は36.8℃であった。四肢は硬直し、数か所の内出血斑があった。大泉門は平坦であったが、次第に膨隆を認めるようになった。このときの頭部CTを示す。Aちゃんの所見として考えられるのはどれか。

第107回国家試験 午後54
乳児への散剤の与薬について、親に指導する内容で適切なのはどれか。
第110回国家試験 午前110
次の文を読み 109~111の問いに答えよ。
Aさん (29歳、初産婦)は、妊娠37週0日で2,780gの男児を正常分娩で出産した。出生後5分の児の状態は、心拍数150/分、四股を屈曲させて啼泣している。顔面を清拭されると激しく啼泣し、全身はピンク色である。
問題110
出生後1時間。児の状態は、直腸温 37.0℃、呼吸数 40/分、心拍数 120/分、経皮的動脈血酸素飽和度(Sp02)96% (room air)、四肢冷感やチアノーゼを認めない。哺乳は開始していない。 Aさんの経過は順調である。
このときの児への看護で適切なのはどれか。
第111回国家試験 午後60
生後11か月の男児。ある日の朝、自宅でボタン型電池を飲み込んだ疑いがあり、その日の午前中に外来を受診した。胸部エックス線撮影によって、ボタン型電池が食道下部にあることが確認された。行われる処置で適切なのはどれか。
第102回国家試験 午後70
A君(14歳、男子)は、心室中隔欠損症のために通院している。母親とともに外来を受診しているが、母親がトイレに行った際に、A君は「自分の心臓のことはよく理解しているし、もう1人で受診したいけど、母さんが心配だから一緒に行くってうるさくて」と看護師に話した。看護師の最初の対応として適切なのはどれか。