1→駆血時間は1分を目安とし、2分以上は適切ではない。
1分以上の駆血を行うことで血液が濃縮するなどして検査値が正しく測定されない場合がある。
2→駆血後に母指を中に入れて握ってもらうことで、血管が怒張し
採血しやすくなる。
3→刺入予定部位より末梢を駆血しても刺入予定の血管は怒張しないため、
採血したい部位よりも5〜10cm中枢を駆血するのがよい。
4→
動脈の拍動が止まる程の強さで駆血してしまうと、
うっ血が過度となるため不適切である。
駆血帯を締める強さは「
動脈圧よりも低く、
静脈圧よりは高い圧力で」装着するのが適切である。