1→乳幼児期
歩くこと、食べること、話すこと、排泄のコントロールについての学習。
性の相違と性の慎みについての学習。
社会や事物についての単純な概念の形成、善悪の区別と良心の学習。
両親、兄弟との人間関係についての学習。
正・不正を区別することの学習と良心を発達させること。
2→児童期
遊びを通じて必要な身体技能を学習。
成長する生活体としての自己に対する健全な態度の形成。
遊び仲間とつき合う、正しい男女の性役割の学習。
読み、書き、計算の基礎的技能の発達。
日常生活に必要な概念の発達。
親と自己を区別し、独立した個人となる。
良心、道徳性、価値の尺度の発達。
社会集団や制度に関する態度の発達。
3→青年期
男女両性の友人との交流および成熟した人間関係を構築する。
男女の社会的役割の学習。
自己の身体構造を理解し、身体を有効に使うこと。
両親や他の大人から情緒的独立を達成すること。
経済的独立に関する自信の確立。
職業の選択と準備。
結婚と家庭生活の準備。
市民として必要な技能と概念の発達。
社会人としての自覚と責任ある行動。
行動の模範となる倫理体系や価値観の形成。
4→中年期
大人としての市民的、社会的責任の達成。
一定の経済力を確保し、維持すること。
10代の子どもたちの精神的な成長援助。
大人の余暇活動を充実すること。
配偶者と人間として結びつくこと。
中年期の生理的変化を受け入れ、適応すること。
老年の両親の世話と適応。