1→サクセスフルエイジングとは、老化に伴うライフサイクル上の
発達課題に適応しながら自立度を保ち、自分の人生に対して満足感を抱いている状態をさす。老化の過程にうまく適応することは説明として適切である。
2→サクセスフルエイジングにおいて、一方的に守られることは人生への積極的関与にはつながらず、満足感にはつながらない。
3→サクセスフルエイジングには統一された定義はなく、日本では「健康な老い」「幸福な老い」などと訳される事が多い。
健康を維持し、社会への積極的な関与により実現可能とされており、生命あるものに共通して起こる現象ではない。
4→サクセスフルエイジングは社会参加を積極的に行うことで社会貢献を通して満足感や自己肯定感につなげることであり、社会的な役割から離脱することで自由になる(離脱理論)とは違う。