平成16年(2004 年)に
性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律が施行され、戸籍上の性別を変更することが可能になった。
その変更の条件で正しいのはどれか。
1→
性同一性障害者の性別の取扱いの特例に関する法律では、戸籍上の性別を変更するための条件として20歳以上であることが条件付けられている。
日本では民法により成人に達する年齢が満20歳とされているため、20歳以上になっていることが重要な条件である。
2→性別を変更するための条件に
うつ状態であることは含まれていない。
3→
性同一性障害の性別の取扱の特例に関する法律では、戸籍上の性別を変更するための条件として5項目の条件を規定しているが、その一つに「現に未成年の子がいないこと」が定められている。
①20歳以上であること
②現に婚姻をしていないこと
③現に未成年の子がいないこと
④生殖腺がないことまたは生殖腺の機能を永続的に欠く状態にあること
⑤その身体についてほかの性別にかかわる身体の性器にかかわる部分に近似する外観を備えていること
4→性別を変更するための条件に両親の同意は含まれていない。