看護サービスの質の評価は、①ストラクチャー(看護サービス提供のための仕組み)、②プロセス(提供される看護サービス)、③アウトカム(看護サービスの成果)に分類される。アウトカムはどれか。
1→看護が目指すべきサービスの成果であるアウトカムは、患者の生命や健康、
QOLがどう変化したかであり、再
入院率や患者満足度によって評価する。
他にも看護ケアのアウトカムとしては、疾患の治癒、健康の増進などがある。
2→選択肢1の解説を参照。退院指導の実施は、アウトカムを高める為のプロセスとなる。提供されるサービスであるプロセスは、医療者の態度や行動、実際に行われた治療や看護などにより評価する。
3→選択肢1,2の解説を参照。看護手順の整備は、看護サービス提供の為に行われる(ストラクチャー)。ストラクチャーの評価は、医療スタッフの数や知識・技術、看護師の人員配置基準(看護師1人当たりの担当患者数)とそれらの予算などにより行う。ストラクチャーは、アウトカムを向上させるプロセスが効果的になるような役割がある。
4→選択肢3の解説を参照