精神保健及び精神障害者福祉に関する法律により、病院の管理者が精神科病院に
入院中の者に対して制限できるのはどれか。2つ選べ。
1→精神科に
入院中の患者に対し、通信・信書の発受の制限はできないとされている。
2→精神科に
入院中の患者であっても、人権擁護の立場から、弁護士との面会を制限することはできない。
3→
任意入院とは、本人の同意を得たうえでの入院なので、開放処置を受けることが出来る。しかし、指定医が閉鎖病棟での治療が必要と診断した場合は、開放処遇を制限することができる。
4→信書の発受の制限はできないが、信書の中に刃物や薬物等が同封されている危険性がある場合は、患者の同意を得たうえで開封の際に一緒に確認することができる。異物が同封してあった場合は、異物の受け渡しを制限することができる。
5→精神科病院には、患者が自由に使える電話機を設置することとなっており、人権を擁護する行政機関の職員との連絡を制限することはできない。