第102回看護師国家試験 午前63

1→要支援２とは、見守りや軽度の介助など何らかの支援が必要な状態であるため、入浴は、介助があれば通常の浴槽で可能である。
介助を行っても一般的な浴槽での入浴が困難な人が使用する特殊浴槽は、要支援2の人は通常使用しない。

2→要支援2の人は、食事や排泄はほとんど自分一人で行うことができ自立している。
自立している動作に対し、介助を行うことは不適切である。

3→要支援２とは、立位保持や歩行など移動時の動作に何らかの介助を要するが、排泄や食事はほとんど自立している状態である。
座位はほぼ安定しているため、椅子に座る際の安全ベルトは不要である。

4→介護予防通所介護（デイサービス）では、心身機能の維持向上を図り、心身機能低下により要介護状態になることを予防するとともに、利用者の家族の介護負担軽減を目的としている。
レクリエーションに運動を取り入れることは、効果的である。