Aさん(85歳、女性)は、両側の
感音難聴で「音は聞こえるけれど、話の内容が聞き取れないので困っています」と話した。Aさんに対する看護師の対応で適切なのはどれか。
1→
老人性難聴などの
感音難聴では高い声が聞こえにくくなるため、大きな声で話すのではなく、低い声で話すように心がけると良い。
2→話の内容が細かくなってしまうと、さらに聞き取りにくくなるので不適切である。
3→Aさんは全く聞こえないわけでも発語が不可能なわけでもないため、文字盤を使う必要性は薄い。
4→ゆっくり大きな口の動きで話すことにより、高齢者が話者の口の動きを読んで内容の理解に繋げられるようにするのがよい。