高齢者虐待防止法に基づく調査(平成30年度(2018))で、養護者による高齢者虐待の特徴で正しいのはどれか。
出題101回:平成30年度「高齢者虐待の防止、高齢者の養護者に対する支援等に関する法律」に基づく対応状況等に関する調査結果にあわせて改変】
1→ 被虐待高齢者17,686人のうち、「女性」が13,488人(76.3%)を占め、年齢では「80
~84 歳」が 4,307 人(24.4%)、「75~79 歳」が 3,634 人(20.5%)であった。
2→養護者による虐待において特定された被虐待高齢者17,686人のうち、虐待の種別では「身体的虐待」が11,987人(67.8%)で最も多く、次いで「
心理的虐待」が6,992人(39.5 %)、「介護等放棄」が3,521人(19. 9%)、「
経済的虐待」が3,109人(17.6% )であった。
3→被虐待高齢者から見た虐待者の続柄は、「息子」が7,472人(39.9%)で最も多く、次いで「夫」が4,047人(21.6%)、「娘」が3,316人(17.7%)であった。
4→要介護別の内訳は「要介護1」が2,925人(24.4%)、「要介護2」が2,608人(21.8%)、「要介護3以上」が4,576人(38.2%)であった。