平成27年(2015年)の人口動態調査で、5〜9歳の
死因における不慮の事故の原因で最も多いのはどれか。
1→平成29年の人口動態調査によると、窒息は5〜9歳の
死因で不慮の事故は8.3%を占めており、最も多いとはいえない。
窒息は0歳における不慮の事故の第1位である。
2→交通事故は5〜9歳の不慮の事故死の中でも約半数の51.7%を占め、最も多い原因とされている。
114回用解説
令和4年度(2022)
人口動態調査:子どもの死因順位
年齢:1位、2位、3位
0歳:先天奇形等、呼吸障害等、不慮の事故
1〜4歳:先天奇形等、不慮の事故、悪性新生物〈腫瘍〉
5〜9歳:悪性新生物〈腫瘍〉、先天奇形等、不慮の事故
10〜14歳:自殺、悪性新生物〈腫瘍〉、不慮の事故
15〜19歳:自殺、不慮の事故、悪性新生物〈腫瘍〉
3→転倒・転落による不慮の事故死は、5〜9歳では5%程度であり、最も多い原因ではない。
4→溺死・
溺水による死亡事故は、5〜9歳における不慮の事故死の約25%となっており、交通事故死に次いで2番目に多い原因である。